摘出した胆嚢と胆石
総胆管の通過試験を行った後、痛みの根源である胆嚢と胆石を摘出。
総胆管の通過試験を行った後、痛みの根源である胆嚢と胆石を摘出。
両側性の膝蓋骨内方脱臼により持続した跛行がありました。しかし、飼い主様は足の異常に気づいておらず、ワクチン接種時に判明しそのまま手術となりました。小型犬に多いトラブルですので、獣医師に触診してもらうだけでもおおよその異常は見つけられるハズです。
滑車溝のウェッジリセッションの模様。サジタルソーを使用して、滑車部分を楔状に切離しているところです。
滑車溝のウェッジリセッションを終えたところで、ドリルにより滑車溝近位に溝を少し延ばしているところ。
この他、内側広筋解離術、脛骨粗面外方移植術、外側関節包・膝蓋支帯の縫縮術を施し手術終了です。
左肘の骨が5つの骨に割れており、通常のプレート固定では不可能な状態です。
数種類のピンで小さな骨を安定させた後、皮膚の外から固定する方法を実施しています。
外観は痛々しいですが、早期に歩行が可能となりました。
術前CTから、巨大な腫瘍によってお腹の内臓は正常な位置にありません。
出血を抑えながら目的部分までアプローチします。
手術では滅菌されたドレープやガウンは当然のこと、器械は正確な滅菌工程を経て手術に使用されます。
無菌性大腿骨頭壊死症
小型の若齢犬に多く、外科的治療が最優先となります。